総合診療科は、専門科が特定できない紹介患者さんの初期診療を行い、必要に応じて各専門科へ紹介を行います。不明熱など、他院で診断・治療に苦慮する患者さんの入院診療も行います。また、多数の身体的疾患や社会的問題を抱えた患者さんを総合的に診療できる医師を増やすため、若手医師の教育を積極的に行います。
専任医師2名と専攻医1名、感染症内科の今村医師・今医師のほか、自治医科大学出身の応援医師の協力を得た上で、外来診療・病棟管理といった総合診療部門の診療業務全般と、研修医指導を行います。さらに、感染症内科と連携しHIV/AIDS患者さんの診療にも関わります。
上記のような患者さんについて、各診療科と協力しながら外来および入院診療を行います。
*当科は総合内科です。精神科・小児診療は行いません。また、交通外傷など明らかな外科疾患の診療は行いません。 *慢性疾患の投薬・通院のみの依頼はお断りしています。ご了承下さい。
2025年度は2425名でした。発熱の原因疾患はウイルスなどの感染症が圧倒的に多く、少数ながら膠原病類縁疾患、血管炎の診療も行いました。その他、貧血、体重減少、関節痛の原因精査の紹介が多くみられました。
2025年度は188名でした。細菌感染症(肺炎・尿路感染症・蜂窩織炎、敗血症)が最多でした。化膿性脊椎炎や深部膿瘍などの長期の抗生剤治療を要する疾患の他、ビタミン欠乏症などの栄養障害の患者が増加しました。リウマチ性多発筋痛症など膠原病類縁疾患も例年通り診療しました。
当科の研修医は、初診の外来診療を上級医とともに担当し、詳細な病歴聴取と医療情報収集、診察手技、鑑別診断、適切な検査の選択、診療方針の決定など、臨床医としての基本的な診療行為を学び、実践します。さらに、教訓的な症例について学会発表や論文作成を行うように指導しております。2025年度の若手医師の学会発表数は12、論文数は2でした。当科全体の実績はホームページ下部のリンクに掲載しております。
地域の医療機関の日常診療と、当院の各専門科の診療との橋渡しができればと考えております。総合診療科では内科系疾患を幅広く診療させていただく一方で、全ての病状の患者さんを当科のみで診療できるわけではありません。適切な専門科が判明した場合は専門の科を紹介します。慢性疾患の場合は、紹介元をはじめとした地域の医療機関で診療を継続していただきます。
幅広い内科系疾患に対応する一方で、他の診療科や地域の医療機関との連携が欠かせません。今後も地域医療に貢献できるよう尽力いたしますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
| 名前 | 卒業年 | 職名 | 専門分野 | 専門医資格等 |
|---|---|---|---|---|
| 中川 孝 | 平成17年 | 総合診療科 医長 |
内科一般 総合診療 循環器疾患 |
日本内科学会内科認定医・総合内科専門医 日本病院総合診療医学会専門医・指導医・評議員 日本専門医機構総合診療専門研修特任指導医 日本循環器学会循環器専門医 JMECC/ICLSインストラクター 臨床研修指導医、 医学博士 |
| 鈴木 森香 | 平成21年 | 総合診療科 医師 |
内科一般 総合診療 |
日本内科学会内科認定医・総合内科専門医 日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医 日本病院総合診療医学会認定医・指導医 麻酔科標榜医、臨床研修指導医 医学博士 |
| 安部 友貴 | 令和6年 | 専攻医 | 内科一般 総合診療 |
|
| 併任医師 | ||||
| 今 元季 | 令和2年 | 感染症内科医師 総合診療科併任 |
内科一般 総合診療 HIV感染症 |
内科専門医 |
| 応援医師(週1回) | ||||
| 今村 淳治 | 平成15年 | 感染症内科 部長 応援医師 (火曜日) |
HIV感染症 内科学 感染症 |
内科学会認定医・指導医 日本病院総合診療医学会認定医・ICD 日本エイズ学会指導医 臨床研修指導医 |
| 荒木 沙月 | 平成30年 | 応援医師 (木曜日) |
内科一般 総合診療 |
内科専門医 |
| 今井 優花 | 令和2年 | 応援医師 (火曜日) |
内科一般 総合診療 |
内科専門医 |
| 青木 良平 | 令和2年 | 応援医師 (水曜日) |
内科一般 総合診療 |
総合診療専門医 |
| 山内 健太郎 | 令和2年 | 応援医師 (木曜日) |
内科一般 総合診療 |
内科専門医 |
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