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独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 院長挨拶

最終更新日2020年05月22日

仙台医療センター 院長 上之原 広司
     院長 上之原 広司

新元号となり初めての4月を迎えました。例年であれば仙台は寒さも和らぎ花見の季節ですが新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい緊急事態宣言が出され不要不急の外出は禁止される事態となっています。当院は感染症指定医療機関ではありませんが、大型クルーズ船の多数患者対応のためのDMAT派遣要請、国立病院機構本部の要請に基づく機構内病院への医師派遣、検疫官としての派遣など、コロナ感染症に初期より対応してまいりました。

一方、当院は救命救急センターを有し、地域の3次救急を担っており、この維持は感染症対応により損なわれてはいけないと考えています。新型コロナウイルス感染症対策は長期戦となることが予想されますが、院内感染に十分注意し平常診療を維持していきます。当院では救命救急センター以外にも、脳卒中センター、母子医療センター、地域医療研修センター、WHO呼吸器ウイルス調査研究協力センター、東北ブロックエイズ拠点病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、基幹災害拠点病院、原子力災害拠点病院などの機能も維持しなければなりません。

昨年、新病院に移転するに当たり、救命救急センターを30床に増床・ERの拡張を行い、重症救急の受け入れ態勢を強化しました。屋上ヘリポートの増設および敷地内にヘリ格納庫を有し、ドクターヘリは東北大学病院との共同運用で概ね1日1件の運用実績となっています。さらに整備予定の宮城県広域防災拠点に隣接する県基幹災害拠点病院として災害医療にも貢献していきたいと考えています。

仙台医療センターの基本理念は「最善の医療を尽くして社会に貢献します。患者さんにやさしく働きがいのある病院を目指します」としています。「安全で良質な医療」を提供するために「質の改善活動」として病院機能評価、ISO9001,QCサークル活動などに継続的に取り組み、さらに、地域との医療連携と情報共有を図りつつ、高度総合医療を提供していきます。

患者さんにやさしく地域に開けた病院をめざし、患者さん、地域住民そして当院の診療をご支援いただいている仙台市ならびに宮城県内の多くの先生方と連携を深めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

仙台医療センター院長 上之原 広司

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