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血液内科

特色

当院血液内科は前身の国立仙台病院の時代より多くの血液疾患症例に対応しており、地域の先生方から多数の症例をご紹介いただいております。令和元年5月に新病院へ移転後は、8階西病棟42床を中心に診療を行っています。現在、日本造血細胞移植学会 移植施設認定基準による認定診療科カテゴリー1で認定されており、血縁者間・非血縁者間造血幹細胞移植および臍帯血移植を行っています。最近は造血器腫瘍(白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫)の分野において新規治療薬の導入が進んでおり、患者さん方に最新・最善の治療ができるよう日々努力しております。このほか当然のことではありますが医学領域への貢献として臨床研究・治験にも積極的に参加しています。

対象疾患

悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫・ホジキンリンパ腫)、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、成人T細胞性白血病/リンパ腫、多発性骨髄腫、原発性マクログロブリン血症、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍などの造血器腫瘍を中心に対応していますが、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、鉄欠乏性貧血などの非腫瘍性疾患にも対応可能です。

診療実績

1)入院・外来診療

令和3年度は血液内科病棟として8階西病棟42床を中心に運営しました。

  1. 総入院患者は昨年とほぼ同様ですが、平均在院日数は昨年より延長し20.0日でした。
  2. 悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫患者は外来化学療法を行うことが年々増加し、入院治療から外来治療への移行が進んでいます。

2)主な治療成績・造血幹細胞移植など

  1. 重複入院を除いた入院患者実数406例で、内訳は悪性リンパ腫150例(非ホジキンリンパ腫146例、ホジキンリンパ腫4例)、成人T細胞性白血病リンパ腫1例、急性骨髄性白血病49例、急性リンパ性白血病8例、多発性骨髄腫71例、骨髄異形成症候群27例などでした。外来化学療法数は毎月多数で今年度後半からは月200件を超え、臓器別件数でも当院の中で最多となっています。
  2. 外来診療では全平日に新患を受け入れています。当院地域連携室までご連絡ください。
  3. 移植後長期フォローアップ外来:平成27年12月より毎週火曜日午前に移植後患者管理外来を行っています。

地域の先生方へ

当科では造血器腫瘍の患者さんを広く受け入れております。

  1. 急性白血病を疑う場合は迅速な対応が大切です。急性白血病は放置すると致命的になる可能性があります。末梢血中への異常細胞の出現などにお気づきの際には、当院地域連携室までご連絡ください。
  2. 悪性リンパ腫の診療において正確な診断が大切です。悪性リンパ腫はその発症頻度が年々増加していることが知られています。進行するリンパ節腫大で発見されることもありますが、いわゆる節外性リンパ腫として、リンパ節以外の病理組織検査で診断されることも多々あります。悪性リンパ腫の鑑別診断は意外に難しく、また悪性リンパ腫の治療を適切に行うためには、その組織型を正しく決めることが不可欠です(組織型ごとに、適切な治療は異なります)。当院では病理検査科の協力のもとREAD systemを導入し、より的確な病理診断が可能になっています。
  3. 多発性骨髄腫はM蛋白の出現を特徴とし、さまざまな臨床症状を伴う造血器腫瘍の一つです。治療には新規治療薬の使用、ならびに自家末梢血幹細胞移植療法などが有効であることが確認され、治療方針が大きく変わりました。当院はこれらの治療をすべて実施可能ですので、是非お気軽にお問い合わせください。

表1:重複を除いた入院患者内訳

疾患 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1 R2 R3
急性骨髄性白血病 27 39 54 45 53 45 51 54 64 57 53 49
急性リンパ性白血病 4 8 11 8 8 18 9 17 8 16 9 8
骨髄異形成症候群 15 24 25 32 22 34 25 25 28 26 24 27
慢性骨髄性白血病 7 5 6 1 1 3 3 3 6 9 8 5
慢性骨髄増殖性疾患 1 0 2 1 1 4 1 5 6 2 1 4
ホジキンリンパ腫 9 7 6 5 5 5 6 5 4 5 6 4
非ホジキンリンパ腫 112 114 108 107 105 95 101 114 117 149 144 146
成人T細胞性白血病 6 6 2 7 6 4 4 5 4 2 3 1
慢性リンパ性白血病・HCL 4 5 1 2 2 4 2 3 1 6 6 7
多発性骨髄腫・WM 31 27 30 32 42 26 32 38 50 46 58 72
再生不良性貧血・PNH 4 5 6 7 3 4 6 8 1 10 3 2
特発性血小板減少性紫斑病 9 3 3 5 10 7 13 7 11 17 14 10
自己免疫性溶血性貧血など 4 1 1 3 1 1 2 4 1 1 2 1
その他・ドナー 18 14 20 17 53 23 42 46 41 37 79 70
合計 251 258 275 272 312 273 297 334 342 383 410 406

表2:年度別造血幹細胞移植患者数

年度 同種移植 自家移植
H3-20年度 36 30 66
H21年度 10 10 20
H22年度 7 6 13
H23年度 10 7 17
H24年度 21 14 35
H25年度 17 6 23
H26年度 24 9 33
H27年度 28 13 41
H28年度 27 7 34
H29年度 27 12 39
H30年度 32 12 44
R1年度 26 10 36
R2年度 20 11 31
R3年度 16 13 29
全合計 301 160 461

医師紹介

職名 氏名 卒業年 専門分野 専門医資格等
血液内科医長 和泉 透
昭和63年 造血器腫瘍
(多発性骨髄腫など)
総合内科専門医、臨床検査専門医、血液専門医・指導医、日本輸血細胞移植学会認定医、造血細胞移植認定医
血液内科医長 勝岡 優奈 平成8年 造血器腫瘍 総合内科専門医、血液専門医・指導医、造血細胞移植学会認定医、日本血栓止血学会認定医
血液内科医師 八田 俊介 平成20年 造血器腫瘍 内科認定医、血液専門医・指導医
血液内科医師 齋藤 慧 平成23年 血液疾患 内科認定医、血液専門医
専攻医 諸田 直哉 平成31年    
感染症内科医長 伊藤 俊広  昭和57年 血液凝固・出血性疾患、HIV感染症 内科認定医
非常勤医師 目黒 邦昭 昭和56年 血液疾患一般 総合内科専門医、血液専門医・指導医
非常勤医師 横山 寿行 平成9年 造血器腫瘍 総合内科専門医、血液専門医・指導医、日本輸血細胞移植学会認定医、造血細胞移植認定医
非常勤医師 猪股 美津恵 平成12年 血液疾患 総合内科専門医、血液専門医

外来受付時間

初めての方

8:00〜10:30

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8:00〜

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