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脳神経外科

脳神経外科の新患受診について

令和元年5月7日より紹介状をお持ちでない方は脳神経外科での新患の診察をお受けできませんのでご了承下さい。

特色

宮城県全域を診療圏とし脳神経外科全般にわたり診療を展開している。当院は救命救急センターを有しており、救急科と連携して、頭部外傷、さらには多発外傷を多く治療している。脳卒中に関しては脳神経内科とともに、脳卒中センターを中心にして脳卒中救急の中核施設として活動している。脳梗塞超急性期に対するtPA静注療法、さらに症例によってはその後の血管内治療(血栓除去術および血管形成術)を24時間体制で提供し、積極的な急性期治療が展開されるようになった。2018年初旬の海外報告により、急性期血栓回収療法は発症24時間まで有効であることが証明された。当科でも適応範囲を発症24時間以内に拡大しており、症例数の増加が予想される。2018年末に脳卒中・循環器病対策基本法が成立し、現在一次脳卒中センターの認定が行われている。当院は認定要件を満たしているので、認定されるものと見込んでいる。2019年5月より新病院に移転し、旧病院では南病棟の5階、6階に分かれていた当科の一般病棟は、6階フロアの西病棟と東病棟に集約された。更に旧病院では東病棟にあった脳神経内科の主病棟も6階フロアに改組された。これにより6階フロアは脳神経専門の一般病棟として機能分化された。未破裂脳動脈瘤や閉塞性脳血管障害の予防的治療も血管内治療あるいは開頭手術を吟味し、積極的に行っている。脳動脈治療にとって画期的なデバイスとして注目されているフローダイバーターは国内で50施設ほどでのみ使用可能であるが、当院はその一つとなっている。一方、脳腫瘍の治療についても東北大学病院脳神経外科とともに県下さらには東北地方の中核施設として多くの症例を治療している。集学的治療を必要とする悪性脳腫瘍や頭蓋底腫瘍が多く、総合病院としての関連各科の協力に負うところが多い。定位放射線装置ノバリスによる治療例も増加してきた。脊椎脊髄疾患、また、特殊な症例であるが脳脊髄液減少症の診断・治療も積極的に行っている。

対象疾患

脳血管障害は、脳神経内科、救急部との連携を強化し、効率よく良質な治療を提供するよう努力している。脳動脈瘤、閉塞性脳血管障害(特に頸部内頚動脈狭窄症など)について血管内治療(江面正幸医長担当)、開頭手術(井上敬医長担当)を選択し、より最適な治療を提供している。脳腫瘍(遠藤俊毅医長担当)は関連各科とともに集学的治療を提供する。頭蓋底腫瘍や聴神経腫瘍などの良性腫瘍、神経膠腫に代表される悪性腫瘍など幅広く治療している。転移性脳腫瘍もノバリスの導入後、症例数は着実に増加している。さらにradiosurgeryを活用する。脊髄脊椎疾患(井上智夫医師担当)、脳脊髄減少症(鈴木晋介医長担当)でも多くの症例を治療している。頭部外傷も救急部、整形外科などの各科と連携して積極的に行っている。さらに、顔面けいれん、三叉神経痛に対する脳神経手術も行っている。

診療実績

既に新病院への移転を終了したが、平成30年の旧病院での実績を記載する。脳神経外科は救命救急センターで脳神経外科領域全般の救急患者を加療するとともに、南病棟5階(脳卒中センター40床うちSCU3床)、南病棟6階(脳神経外科病棟42床)で予定の手術患者あるいは症状の安定した患者を救命救急センターから受け入れる形で病棟運営がなされた。平成30年は1266名の入院がありそのうち687件の手術治療が行われた。血管内手術219件、脳血管障害55件、外傷96件、脳腫瘍75件、および脊椎・脊髄102件などである。近年注目されている超急性期脳動脈再開通療法は27例であった。 当科は脳神経外科として脳血管障害、脳腫瘍、外傷、脊髄・脊椎、機能的脳神経外科疾患等幅広く、東日本でも有数の症例数を誇る施設であり、研修病院としてもよい環境を提供している。

地域の先生方へ

連携病院の先生方には多くの患者さんをご紹介、お引き受けいただきありがとうございます。今後とも病病、病診連携よろしくお願いします。

日常診療(脳神経外科外来)では脳神経内科、救急科と連携しながら神経救急に可能な限り対応しています。また、日当直は脳神経内科(水曜日、土曜日の一部)の助けを借り24時間体制を何とか維持しています。上述のように、血栓回収療法の適応は、発症8時間以内から24時間以内に拡大されました。少しでも可能性があると考えられる症例はご一報いただければ幸いです。

脊椎脊髄外科チームでは、手術用顕微鏡、内視鏡を駆使した低侵襲脊椎手術を基本とし、できる限り早く日常生活へ戻れるように努めています。特に、内視鏡下経皮的椎間板ヘルニア摘出術は、小さな皮膚切開で周囲の支持組織へのダメージが少ない手術で、短期間での入院で済み、審美的にも優れています。また、近年増加傾向の圧迫骨折は、これまで経過観察が選択されることが多く、離床が困難な疾患でしたが、当科では経皮的椎体形成術 (仙台市では当科と他一施設のみで可能な低侵襲治療です) を積極的に行うことで、安定性が得られるばかりか、早期の除痛による離床・自宅退院が可能で患者さんの好評を得ています。

当院は2019年5月に新病院に移転しました。上にも述べましたとおり、新病院は旧病院の改善必要点を具現化し、より使いやすい病院へ進化しております。患者さんの満足度は以前にも増して高くなっていると思いますので、先生方の手に余る症例はご相談いただければと思います。

医師紹介

院長
上之原 広司

卒業年 昭和57年
専門分野 脳腫瘍の外科的治療、脳神経外科一般、救急治療
専門医資格等 日本脳神経外科学会専門医/日本脳卒中学会専門医/日本救急医学会専門医
名前 卒業年 職名 専門分野 専門医資格等
江面 正幸 昭和61年 臨床研究部長
脳卒中センター長
脳神経外科医長 
血管内治療、
脳卒中の外科治療
日本脳神経外科学会専門医/
日本脳神経血管内治療学会指導医、
専門医/日本脳卒中学会専門医/
日本心臓内視鏡学会認定医/
日本旅行医学会認定医 
鈴木 晋介 昭和57年 脳神経外科医長 脊椎脊髄の外科的治療、
脳腫瘍の治療、救急医療
日本脳神経外科学会専門医/
日本救急医学会専門医/
日本脊髄外科学会専門医・指導医/
インフェクションコントロールドクター/
転倒予防指導士
井上 敬 平成5年 脳神経外科医長 脳卒中の外科治療、
脳循環代謝、
神経画像診断
日本脳神経外科学会専門医/
日本脳卒中学会専門医/
日本医師会認定産業医/
日本脳卒中の外科学会技術指導医/
日本神経内視鏡学会技術認定医/
日本頭痛学会専門医/
遠藤 英徳 平成13年 脳神経外科医長 脳血管障害、
脳腫瘍の治療
日本脳神経外科学会専門医/
日本脳神経血管内治療学会指導医、専門医/
日本脳卒中の外科学会技術指導医/
日本脳卒中学会専門医/
日本脳循環代謝学会評議員
坂田 洋之 平成17年 脳神経外科医師 血管内治療、
脳卒中の外科治療
日本脳神経外科学会専門医/
日本脳神経血管内治療学会専門医
阿部 考貢 平成24年 脳神経外科医師 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医
岩渕 直也 平成25年 脳神経外科医師 脳神経外科一般  
中屋敷 諄 平成29年 脳神経外科医師 脳神経外科一般  
遠藤 俊毅 平成11年 脳神経外科
非常勤医師
脳腫瘍手術
脳血管障害手術
脊髄腫瘍手術
脊髄血管障害手術
日本脳神経外科学会専門医/
日本脳卒中学会専門医/
日本脊髄外科認定医/
日本神経内視鏡学会認定医/
USMLE certificate

外来受付時間

初めての方

8:00〜10:30

2回目以降予約の方

7:30〜

2回目以降予約以外の方

8:00〜11:00

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TEL:022-293-1111(代表)

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