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形成外科

特色

当科は日本形成外科学会認定施設及び日本手外科学会基幹施設に指定され(両者を満たす施設は宮城県で当科のみです)、形成外科でも手の外科、耳の外科を中心に診療を行っております。平成22年4月より東北大学形成外科手の外科・耳の外科グループが独立し当科に移管され、引き続き東北地方の手の外科及び耳介の外科の中心としての役割を担っています。従来当科が行ってきた形成外科一般診療に加えて、手足の先天異常や耳介先天異常の高度専門治療に力を入れて行っております。手の外科領域は先天異常から外傷、変性疾患に至までトータルで行える数少ない専門病院です。

他科との共同再建手術は体表面全領域にわたり、マイクロサージャリーを用いた遊離皮弁や有茎皮弁、植皮など症例に応じた適切な手術を行います。

宮城県のみならず東北地方の形成外科診療の中心的役割を担っております。

現在のスタッフは常勤専門医3名(鳥谷部、牛尾、伊師)、常勤医1名(前山)からなっています。宮城県内の形成外科では東北大学形成外科に次ぐ規模となっております。

対象疾患

形成外科では体表面の先天性異常(手足、耳介の異常、でべそ、包茎、口唇、口蓋裂など)外傷(特に顔面・手)、熱傷、皮膚・皮下腫瘍(黒子、粉瘤など)を扱っています。

身体の先天性、あるいは後天的な形態(機能を含む)異常に対し、自家組織や人工物などを用いて、組織の欠損や傷跡をきれいに修復します。

体の表面の生まれつきの異常、皮膚・皮下の腫瘍、顔面手足の外傷、熱傷などによる瘢痕のひきつれ、大きな組織の欠損に対する形成術などの手術を中心とした診療を行っています。褥瘡(とこずれ)や糖尿病性足潰瘍などの難治性潰瘍は診療の集約化をはかるため、当院では行っておりません。

血管腫・血管奇形に対する治療もひきつづき当科で行っております。

手外科診療

一般的な形成外科は手の外科分野では主に先天異常(母指多指症や合指症など)と外傷(切断指や神経・腱損傷など)を扱うことが多いのですが、当科はそれらだけではなく、より複雑で困難な手の手術を得意としております。複雑な骨折や骨欠損(手関節まで)、手指の皮膚軟部組織欠損(皮膚や組織がない)、手・前腕・肘関節までの多発外傷、麻痺した手の再建、リウマチ手の再建、絞扼性神経損傷(手根管症候群、ギヨン管症候群、肘部管症候群など)、腫瘍(良性悪性)などおよそ手に関する手術はほとんど可能です。宮城県のみならず東北地方各地より患者様が来院され、安心して手術を受けられる医療機関であると自負しております。

特に多指症をはじめとする先天異常(生まれながらの変形など)や切断肢指(指先から肩に至るまで)に関しては東北でも最も手術件数の多い病院です。

またしびれや痛み、また他院にて手術を行った患者様についても遠慮なくご相談ください。

耳介の外科

耳介の変形や外傷は耳鼻咽喉科ではなく形成外科が担当しています。耳介切断などの重症な怪我から耳介血腫(耳に血だまりができる)などの外傷、小耳症や副耳、埋没耳、折れ耳、耳瘻孔などの先天異常、耳介腫瘍など種々に対応しています。また生後早期よりの耳介変形(埋没耳や折れ耳など)については早期矯正治療を行っており、できるかぎり手術などの負担を回避するようにつとめております。赤ちゃんの耳の形が気になる場合にはお気軽にご相談ください。

診療実績

令和元年度実績

新患患者数911人、入院患者数473人、入院手術492件(全身麻酔299件)

手術内訳

上肢外傷226件、上肢先天異常64件、耳介先天異常40件、血管腫・血管奇形20件他

地域の先生方へ

上記疾患が疑われご紹介頂きましたら、当科として患者様に最良の医療を提供したいと考えております。また手指の急患は原則として、24時間365日お断りしない診療体制を敷いております。よろしくお願い申し上げます。

仙台医療センターの特徴

当科は平成22年4月1日付で、東北大学形成外科手の外科・耳の外科班が独立して移管し、従来からの形成外科一般診療に加えてより専門的な診療を開始し、6月1日からは血管腫・血管奇形の専門診療も開始しております。

外来診療の混雑・集中を回避し、ひとりひとりの患者さんにゆとりをもった診療を行うため、当科では外来の完全予約制を取っております。

急を要する患者さんを除いては、診療情報提供所(紹介状)持参の患者さんであっても予約をとっての診療と致しております。可能な限り地域医療連携室を通して診療予約を取って頂きたく存じます。

尚、褥瘡(床ずれ)や足潰瘍などの慢性皮膚潰瘍は当科での診療は行っておりません。
よろしくご理解の程お願い申し上げます。

手の外科(手外科)

一般的な形成外科は手の外科分野では主に先天異常(母指多指症や合指症など)と外傷(切断指や神経・腱損傷など)を扱うことが多いのですが、当科はそれらだけではなく、より複雑で困難な手の手術を得意としております。複雑な骨折や骨欠損(手関節まで)、手指の皮膚軟部組織欠損(皮膚や組織がない)、手・前腕・肘関節までの多発外傷、麻痺した手の再建、リウマチ手の再建、絞扼性神経損傷(手根管症候群、ギヨン管症候群、肘部管症候群など)、腫瘍(良性悪性)などおよそ手に関する手術はほとんど可能です。宮城県のみならず東北地方各地より患者さんが来院され、安心して手術を受けられる医療機関であると自負しております。

特に多指症をはじめとする先天異常(生まれながらの変形など)や切断肢指(指先から肩に至るまで)に関しては東北でも最も手術件数の多い病院です。手術件数に関しては下記の表をご参照ください。

しびれや痛み、また他院にて手術を行った患者さんについても遠慮なくご相談ください。

耳(耳介)の外科

耳介の変形や外傷は耳鼻咽喉科ではなく形成外科が担当しています。耳介切断などの重症な怪我から耳介血腫(耳に血だまりができる)などの外傷、小耳症や副耳、埋没耳、折れ耳、耳瘻孔などの先天異常、耳介腫瘍などを得意としています。小耳症については東北大学よりの患者さんも含めて診療しており、令和元年度は小耳症関連の手術件数は27件にのぼりました。

また生後早期よりの耳介変形(埋没耳や折れ耳など)については早期矯正治療を行っており、できるかぎり手術などの負担を回避するようにつとめております。赤ちゃんの耳の形が気になる場合にはお気軽にご相談ください。

血管腫・血管奇形

血管腫(あかあざ)は今まで診療にあたる医師によって診断と治療がまちまちで統一感がありませんでした。しかし現在診断や治療が確立してきており、より専門性の高い分野となっています。当科においては 血管腫血管奇形研究会の正会員が診療にあたり、形成外科と放射線科によるより高度な治療が行われております。

その病態によって切除、硬化療法レーザー治療、塞栓療法IVRを適切に選択して時には組み合わせて治療しています。

硬化療法

血管奇形は見た目だけでなく、痛みや傷、出血を伴うこともあり、治療が難しい疾患です。昔は手術により切り取っていたこともありましたが、整容的にも機能的にもかなりの合併症をきたす恐れがありました。血管奇形(特に静脈奇形)に関する診断技術や治療効果の向上により、その治療は硬化療法(薬剤で固める治療法)が手術に代わってきております。従来では手術困難であった患者さんへも十分対応できるようになってきました。当科ではエタノール、ポリドカノール、オレイン酸エタノールアミンなどの硬化剤を症例に応じて適切に使用し、良好な治療効果をあげております。

レーザー治療

乳児血管腫は以前は「wait and see」といって経過観察を第一選択として、積極的な治療介入は行われておりませんでした。しかし成長とともに赤あざは消えてきても、その瘢痕(きずあと)が残って見た目に問題を残す症例も少なくありませんでした。このような血管腫や浅い静脈奇形に対してはレーザー治療を積極的に行うようになっております。当科ではレーザー(Vbeam)を導入し、症例に応じて治療しております。費用や保険については医師にご相談ください。

医師紹介

形成外科医長
鳥谷部 荘八

卒業年 平成7年
専門分野 手足の先天異常、マイクロサージャリー、耳の外科・耳介先天異常(小耳症)、手指熱傷・瘢痕拘縮
専門医資格等 日本形成外科学会専門医・指導医、日本手外科学会専門医・代議員・用語委員等、日本熱傷学会専門医、皮膚腫瘍外科分野指導医、小児形成外科分野指導医、再建マイクロサージャリー分野指導医
名前 卒業年 職名 専門分野 専門医資格等
伊師 森葉 平成25年 形成外科医師 四肢再建
形成外科一般
日本形成外科学会専門医
前山 俊史 平成27年 形成外科医師 形成外科一般  
牛尾 茂子 平成13年 形成外科医師 手外科
血管奇形
日本形成外科学会専門医
日本手外科学会専門医

外来受付時間

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7:30〜

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