テレビ・ビデオ・ゲームの影響を考えてみましょう!
第10版
乳幼児の「おちび」たちのお父さんお母さんへ
小中学校へ通う「子ども」たちのお父さんお母さんへ
思春期の嵐に惑う「青少年」たちへ
独立行政法人国立病院機構仙台医療センター小児科

里の桜 2002 年 4 月 大河原町
テレビ・ビデオ・ゲームの影響を考えてみましょう!
私たちの小児科では子どもたちに心のワクチン!子どもたちにメディア・ワクチン!啓発活動を展開しています。
現代の日本では、新たな子どもの社会的問題が次々と登場しています。その背景には、テレビ・ビデオ・ゲーム・スマホなどの非現実的映像への長時間接触があると考えられています。現実世界を離れての時間が行き過ぎると、現実世界の中で直接お顔を合わせての空間と時間の中でつくられる親子の絆(人間の絆)の形成が障害されるからです。
その結果として、「自分の気持ち」を伝える言葉や、「ほかの人の気持ち」を感じる力の発達が障害され、人間として生きるために必要な力が育たないためと考えられています。
この危険な時代を乗り切るための第一歩は、過剰で不適切なメディアとの接触を避けることから始まると考えられています。
※幼いときからの過剰な映像メディアとの接触は、後々、大人になれない、コミュニケーション、人格の問題につながり、社会力の不足のため、不登校から引きこもり、あるいはニートの問題や反社会的事件に関連すると考えられています。
具体的提言
- 3歳までのテレビ・ビデオの視聴は控えましょう。
- 授乳や食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
- 幼児期以降では、すべてのメディアヘ接触する総時間を制限することが重要です。1日1時間が安全と考えます。
- ゲーム遊戯時間は1日15分までが安全と考えます。中毒防止のためゲームから離れる日「ノー・ゲーム・ディ」 を設けることが重要です。
- 子ども部屋にテレビ・ビデオ・ゲーム・パソコンを置かないようにしましょう。
- 子どもとメディアを利用するルールをつくりましょう。
どうしてなの?
過剰なメディアヘの接触は、現実体験の時間を大きく削ります。例えば、一日4時間メディアと付き合うことは、起きている時間の約4分の一、つまり12歳になるまで3年分の現実世界体験の機会を失うことになります。これでは、子どもの脳(こころ)は成長できないのかもしれません。
子どもは、保護者や子ども同志の会話や遊びの中で、直接お顔を合わせての現実体験を共有することにより、「自分の気持ち」を伝えるための言葉や「ほかの人の気持ち」を感じる力を発達させ、親子の絆(人間の絆)を育み、身体や脳(こころ)を成長させます。
親がテレビ・ビデオ・スマホを見ながら、あるいはテレビ・ビデオ・スマホにまかせる育児は、親と子どもが顔を会わせる時間を減少させ、子どもの言語や感性の発達を阻害する危険があります。乳幼児期には、親子共々テレビ画面から離れ、一緒に会話し絵本を読み、身体遊びを楽しむ時間が大切です。行き過ぎたテレビ・ビデオ・ゲーム・スマホは、笑顔が少ない、視線があわない、言葉が乏しいなど、対人関係の発達に問題がある子どもをつくる危険があります。
食事中のテレビ・ビデオ視聴は止めることが大切です。食卓は、家族の大切な時間を過ごすところです。お顔をあわせて、お話しを楽しみましょう。家族とは共に食事をするものという意味があります。
非現実的体験を重ねるメディア漬けの生活は、様々な発達段階で子どもに悪影響を与えます。幼児期では現実と非現実との区別は困難です。テレビ・ビデオ画面上の非現実的な暴力的で高速な映像は子どもたちの脳を激しく揺さぶり、子どもの無意識の脳に「この世は恐ろしいところ」とか「やられる前にやれ」というメッセージを埋め込む危険があります。さらに、幼児期の非現実体験が過剰になると現実体験が絶対的に不足します。結果として、幼い脳(こころ)のまま、身体だけが大きくなると考えられています。大人子どもの始まりです。
思春期の青少年たちの過剰な不適切なメディアヘの接触は、脳(こころ)の疲労「慢性疲労)を増悪させて気力や自分の気持ちをコントロールする力を奪い、新たに登場した社会的現象(理由のないいじめ、むかつく・キレル、不登校)や反社会的事件に繋がる可能性があやぶまれています。
メディアヘ接触する総時間を制限することは、とても大切です。過剰なメディアヘの接触は、興奮と緊張を与え、脳(こころ)の疲労を生みます。ゲームは過激な興奮と緊張を与え、ゲーム中毒を生みだし、極度の心身の疲労をもたらす危険性があります。ゲーム遊戯時間を制限し、ゲーム機から離れる日(ノー・ゲーム・ディ)を設けることがゲーム中毒の予防として重要です。
過剰で不適切なインターネット・ケータイ・スマホ等への接触は、脳(こころ)の疲労を増強し、善悪の判断を鈍らせ、危険な「仮想現実世界」にのめり込ませ、現実と非現実世界の境界線をあいまいにし、反社会的事件へ繋がる危険性が心配されています。
メディアを利用するルールをつくることは大切です。メディアを上手に活用し、メディアを正しく読み解く力を育てることも大切です。
コラム: メディアには、テレビ・ビデオ・ゲーム・インターネット・ケータイ・スマホなどのほか、新聞・雑誌・広告・映画・音楽ビデオ・コンピューター・コマーシャルなどのあらゆる情報をつたえるものが含まれます。それぞれにも問題がありますが、このパンフレットではふれていません。
早寝早起きは大切な習慣です。量と質の良い睡眠は、身体だけでなく脳(こころ)の疲労を解消します。安らかな静かな熟睡は、成長ホルモンと愛情ホルモンの分泌を促進し、身体と脳にころ)の成長を育みます。

笑顔の 瞳かがやく 少年たち
テレビ・ビデオ・ゲーム 中毒の予防と対策
約束の時間になっても止めない、テレビ・ビデオ・ゲームのスイッチを切ろうとする、あるいは切ると、泣く、怒る、暴れる場合には、メディア中毒がうたがわれます。
幼児期の中毒の特徴は、特定のビデオやコマーシャルを「繰返し同じものを見る」です。幼い子どもは、もともと約束などは頭の中にありませんので、簡単にバタバタやかんしゃくを起こします。
しかし、乳幼児では、保護者の考えが一致できれば、中毒を解消することは比較的簡単です。子どもが自分でテレビ・ビデオを操作できないようにする、電源を切ることで問題は解決されます。「テレビさん病気、入院」で終わりです。
小学校低学年では、時間を守る(テレビは1日1時間、ゲームは1日15分まで)ことを条件にして許可します。テレビ・ゲーム中毒を防止するためには、ノー・ゲーム・ディ(あるいはウイーク)をつくることが極めて重要です(例えば、ゲームは土日だけ)。あるいは、1週間の総枠(例えば、テレビは1週間で2時間、ゲームは1週間で30分)を決め、見たいものを選んでみる、約束を守ることを勧めます。
小学高学年以後では、理由をお話した後、時間を守ることを提案します。拒否する場合には、1週間のノー・テレビ(ノー・ゲーム)を提案し、挑戦してもらいます。1週間、頭を冷やしますと、意外に提案にのってきます。この頃、メディアとの接触が行き過ぎると、不定愁訴(病因不明の頭痛や腹痛等あらゆる身体症状)や不登校(引きこもり)が現れます。この場合には、身体症状を理由にして、小児科医にご相談下さい。身体症状の緩和と平行し、メディア漬けの是正を指導してもらって下さい。
家庭だけでは難しいことが多いと思います。この場合には、学級、学年、学校、地域単位でノー・テレビ(ゲーム)・ディ (ウィーク)を企画してみてください。チャレンジャー(挑戦者)を募集し、その体験を発表してもらって下さい。子どもは、チャレンジが大好きです。テレビやゲームがなくても「この世の中は楽しいことがたくさんある]ことを経験したお友達のお話や感想文には力があります。チャレンジとチャレンジ体験発表の場をセットにして挑戦させてみて下さい。
最後に
メディアやIT文化は、確かに便利なもの楽しいものを人間社会に運んできました。しかし、何処かで雨が降り過ぎると何処かが砂漠になるように、子どもたちの心をより乾いた寂しい世界にしたのではないでしょうか。
このパンフレットが、子どもとメディアの問題を考えている全てのみなさまのお役に立つことを祈っています。
独立行政法人国立病院機構仙台医療センター 小児科 田澤雄作
参考図書ほか
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参考図書ほか(追補)
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The shallows:What the Internet is doing to Our Brain「Is Google Making Us Stupid?」
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- 田澤雄作. 子どもに寄り添い歩む人々へ〜現代の子どもの養育環境を知る・そして助言する〜過剰なメディアとの接触.日本小児科医会会報 2014:4(第47号):128-134.
- いじめは「人間いじめ」:小児科医にできること〜「21世紀の問診票」を活用する〜いじめに気付く・助言する. 日本小児科医会会報 2014:10(第48号):85-86.
- 田澤雄作. 子どもの過剰な映像メディアとの接触による発達への影響.小児科臨床 2014;67:2025-2031.
- 岡田知雄,村田光範,鈴木順造,山縣然太朗,前田美穂,原光彦,井口由子,田澤雄作,齋藤伸治, 村上佳津美,内海裕美,川上一恵,仁尾正記,川島章子,横井匡子どもとICT(スマートフォン・タブレット端末など)の問題についての提言. 日本小児科学会雑誌 2015;119:1-4.
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