内科、精神科、産婦人科、救急科及び総合診療科の5領域において基幹プログラムを取得しましたので、各プログラム内容を掲載いたします。なお、その他の領域は、東北大学などの連携施設になっております。
募集診療科 | 内科、精神科、産婦人科、救急科、総合診療科 |
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応募資格 | 令和7年3月に2年間の初期臨床研修修了予定者 |
募集人数 | 各プログラム内に記載 |
研修期間 | 令和7年4月1日から3年間〜4年間(各研修コースごとに異なる) |
登録・募集期間 | 専門医機構のスケジュールに準ずる 応募期間 令和6年11月1日(金)〜令和6年11月15日(金) 下記提出書類を申込連絡先まで郵送してください。(期間厳守) |
試験日 | 面接日時については、応募者に別途お知らせいたします。 |
選考方法 | 面接 |
提出書類 |
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申込連絡先 | 〒983-8520 宮城県仙台市宮城野区宮城野二丁目11番12号 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター 管理課専門研修医研修係 ![]() |
身分 | 任期付常勤職員(国立病院機構期間職員) |
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給与 | 月額約444,980〜円、手当等別途支給 (参考 1年目月額444,980円、2年目月額462,400円、3年目月額479,820円) |
賞与(業績手当) | 年間 基本給×2.6ケ月 (参考 年額:1年目約775,377円、2年目約1,202,240円、3年目約1,247,531円) |
勤務時間 | 週35時間 |
当直 | 月平均4回 |
保険 | 共済組合、厚生年金及び雇用保険 |
休暇 | 有給休暇:20日間/年 リフレッシュ休暇:3日間(有給休暇とは別に平日取得) |
医師賠償責任保険 | 任意加入であるが加入が望ましい |
宿舎 | あり(10,000円〜12,000円) |
健康管理 | 健康診断(年2回) |
外部の研修 | 学会、研修会への参加は自由、公的参加は参加旅費を支給 |
補足)連携先での待遇は、各施設での待遇基準に従います。ただし、給与などに関しては、施設間の協議の結果が反映されます。
病院見学については、下記項目を記入した上で、見学希望日の3週間前までご連絡ください。
見学希望日1週間前までにご連絡差し上げます。
事務担当 管理課専門医研修係
TEL 022-293-1111 FAX 022-291-8114
Email:
専門医制度の問い合わせにつきましては、原則メールにてお願いいたします。
統括責任者 | 消化器内科部長 岩渕正広 |
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募集専攻医数 | 10名(予定) |
連携施設 | 東北大学病院、仙台オープン病院、仙台西多賀病院、気仙沼市立病院、登米市民病院、石巻市立病院、 公立刈田綜合病院、国立病院機構北海道医療センター、国立病院機構函館病院、国立病院機構弘前病院、 国立病院機構盛岡医療センター、栗原中央病院、東北労災病院、岩手県立中部病院、岩手県立中央病院、 岩手県立磐井病院、岩手県立胆沢病院、宮城県立がんセンター、いわき市医療センター、東北医科薬科大学 |
研修期間 | 3年間〜4年間(内科・サブスペ混合タイプを希望する際には4年間) |
研修コース |
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プログラム詳細 | こちらをクリックしてください |
これまで培った後期研修医育成のノウハウと仙台医療センターの強みである病院総合力を活かした、そして多様な連携施設を研修群とするプログラム(PG)です。このPGの最も大きな特徴は、多様な専攻医のニーズに応える3つのコースと、研修スケジュールのフレキシビリティーです。
じっくりと研修したい専攻医や内科generalistあるいは総合診療医を目指す専攻医のためには「基本コース」を、将来の志望科が明確な専攻医には「志望科重点コース」を、自治医科大学卒業生も含め地域に軸足を置いた研修を希望する専攻医には「地域に根ざしたコース」を用意しました。
そして各専攻医にニーズに応えるため、研修開始前に担当指導医・PG統括責任者そして専攻医とでしっかりと協議し、専攻医個別の研修スケジュールを立案します。例えば、大学院に進学し早めに研究生活を開始したいとか、早めに内視鏡や心カテなどのスキルを身に付けたい、などなどの専攻医の多様なニーズにフレキシブルに対応します。
新たな専門医制度では、内科専門研修期間中のサブスペ領域の研修を指導と評価をサブスペ指導医が行なう場合には、基本領域のみの研修とするのではなくサブスペ領域の研修としても取り扱うことが認められました。これが内科とサブスペの「連動研修(並行研修)」です。連動研修においては一般的には内科専門研修の進捗状況を踏まえてサブスペ研修の開始時期を決めますが、早々にスキルを身に付けたいとの希望がある場合には、希望するサブスペ領域から1年次の研修を開始することも可能です。
また、じっくりと内科の研修をしつつ、しっかりとサブスペ領域の研修を行いたいと考える専攻医は、専門研修期間を4年間に延長することも可能です(内科・サブスペ混合タイプ)。この研修では、4年間で内科専門研修とサブスペ研修を修了することを目指します。
なお、リサーチャーを目指すなどの理由で早期の大学院進学を目指す場合には、3年次に連携施設である東北大学大学院(内科系)などに進学することも可能です。
本PGでは、専攻医の目指す将来像に応じ、研修スケジュールを、もちろんどの連携施設で研修するかも含め、事前に検討の上で作成いたします。
上記の研修期間中に連携施設での研修も行う。施設、時期や期間は、専攻医の志望を考慮して決定する。
統括責任者 | 総合精神神経科部長 岡崎伸郎 |
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募集専攻医数 | 3名(予定) |
連携施設 | 宮城県立精神医療センター、国立病院機構花巻病院、東北医科薬科大学病院、東北福祉大学せんだんホスピタル、 東北会病院、国見台病院、三峰病院、仙台市精神保健福祉総合センター、宮城県精神保健福祉センター、南浜中央病院 |
研修期間 | 3年間 |
プログラム詳細 |
こちらをクリックしてください ※医師(専攻医)は当専門研修プログラムへの採用後、研修施設群のいずれかの施設と雇用契約を結ぶこととなります。 |
基幹施設である国立病院機構仙台医療センターは、33の科と660床を有する県内有数の大規模総合病院であり、救命救急センター、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、宮城県基幹災害医療センターなどとして数々の政策医療を担っている。単独型臨床研修指定病院であるため、当院での初期研修に引き続いて精神科専攻医としての研修に入ることも可能である。精神科は半世紀を超える長い歴史をもち、幅広い年齢層の多様な精神疾患に対して、オーソドックスで高いレベルの医療を提供することを基本方針としてきた。専攻医も、それぞれの関心領域についての経験を深めながらも、ジェネラルな対応ができる精神科医になることを目指す。精神医学の基礎学としての精神病理学の素養を重視しており、深い病態心理の把握に裏打ちされたディスカッションを通じて、薬物療法と精神療法の統合を図ることを学ぶ。身体合併症ケースの入院治療(リエゾン精神医学)を重要な役割のひとつとしており、県内全域からのニーズに応えている。また、緩和ケアチームへも参画している。これからの精神科医にとって必須ともいえるこうした分野を学ぶためには好適な環境である。精神科病棟は32床+隔離室3床の閉鎖病棟で、措置入院を含むすべての入院形態に対応しており、アクティビティの高い急性期型の精神科医療を研修できる。
連携施設群は、宮城県立精神医療センター、国立病院機構花巻病院、東北医科薬科大学病院、東北福祉大学せんだんホスピタル、東北会病院、国見台病院、三峰病院、仙台市精神保健福祉総合センター、宮城県精神保健福祉センター、南浜中央病院の10施設で構成され、国・公・私立精神科病院、大学病院、精神保健行政機関まで広くカバーしている。精神科救急、児童思春期精神医療、ACT、大規模デイケア、アルコール・薬物依存症の医療、認知症性疾患の医療、修正型電気けいれん療法、クロザピン療法、司法精神医療など、高度の専門的機能を有する施設も多い。地域的にも仙台市に偏らず、僻地を含む宮城県や隣県にも展開している。こうしたラインナップにより、専攻医の志向に合わせて幅広く多様性に富んだ研修が可能なプログラムとなっている。症例が多様かつ豊富であることから、最短期間での精神保健指定医取得が見込める。また、日本精神神経学会など関連諸学会で指導的立場にある医師を多く擁しており、専攻医が学問的姿勢を涵養する上で有利な環境である。
統括責任者 | 副院長、産婦人科部長 新倉仁 |
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募集専攻医数 | 5名(予定) |
連携施設 | 東北大学病院 |
研修期間 | 3年間 |
プログラム詳細 |
こちらをクリックしてください 周産期・婦人科腫瘍・女性ヘルスケアを中心に手技実践型の研修となります。産婦人科専門医取得に必要な症例数は半年で修練できます。婦人科腫瘍専門医修練・産婦人科内視鏡技術認定修練が可能です。ただし、産婦人科専門医の基本は「経腟分娩対応・産科救急対応・婦人科救急対応」であり、この領域に関しては徹底的に修練します。 |
何よりも将来の自分のための専門医研修です。どこでも通用する基礎を体得することが患者の利益にもなります。みなさんが将来責任ある立場で産婦人科診療を行う場合に遭遇する不慮の事態に速やかに慌てず、周囲のスタッフと協力し責任者として対応できる能力の習得をめざします。
ご自身の将来、産婦人科医師として独り立ちするためにそして、将来の患者さん達に迷惑をかけないために妥協はいたしません。産婦人科の医療安全を徹底して身に着けてもらいます。そのために厳しい修練となっております。現在4名の専攻医(男女2名づつ)が在籍しており、診療や身近な相談をお互いしながらたくましく学んでくれています。
毎年日本産科婦人科学会総会では演題発表を行い、1本/年のペースで論文も作成します。
統括責任者 | 救命救急センター長 川副友 |
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募集専攻医数 | 3名(予定) |
連携施設 | 仙台市立病院、国立病院機構北海道医療センター、栗原市立栗原中央病院、気仙沼市立病院、 国立病院機構東京医療センター、和歌山県立医科大学病院、沖縄県立八重山病院、八戸市立市民病院、災害医療センター |
研修期間 | 3年間 |
プログラム詳細 | こちらをクリックしてください |
仙台医療センター救命救急センターは、人口約152万人の仙台医療圏を背景としており、宮城県の基幹災害拠点病院、宮城県ドクターヘリの基地病院に指定されています。仙台医療センターを基幹研修施設とする本プログラムは、参加施設それぞれの特性を活かして、多彩な研修内容を提供することが可能です。
その他、様々なオプションから、専攻医の先生自身のニーズを十分に考慮し研修を進めていきます。
統括責任者 | 総合診療科医長 中川孝 |
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募集専攻医数 | 3名(予定) |
連携施設 | 公立黒川病院、涌谷町国民健康保険病院、登米市立上沼診療所、大崎市民病院鹿島台分院、栗原市立栗原中央病院、 東北大学病院、東北医科薬科大学病院、国立病院機構仙台西多賀病院、国立病院機構宮城病院 |
研修期間 | 3年間 |
プログラム詳細 | こちらをクリックしてください |
このプログラムでは、国立病院機構仙台医療センターを中心に宮城県内の地域医療機関と連携して、急性期医療から在宅までシームレスに対応し、誰からも頼られる医師の育成を目指しています。3年間の研修を通して、地域医療を支える病院総合医として、“いかにして自分たちの目の前の患者さんを元気にしてあげられるか”を考えながら生涯にわたって自己研鑽に励む医師となることを支援します。
後期研修 1 年目は基幹施設で ある国立病院機構仙台医療センターでの総合診療専門研修II、後期研修2年目は仙台医療センターでの内科・小児科・救急科の領域別必修研修、後期研修3年目の前半は仙台医療センターにおいて整形外科・産婦人科・ 精神科・放射線科・耳鼻咽喉科・皮膚科・脳神経内科・緩和ケア内科等の研修、または東北大学病院漢方内科や東北医科薬科大学病院リハビリテーション科や仙台西多賀病院および宮城病院で重症心身障害(児)者医療を行い、総合診療専門医に必要な知識や技能を補います。後半は公立黒川病院、涌谷町国民健康保険病院、登米市立上沼診療所、大崎市民病院鹿島台分院、栗原市立栗原中央病院における総合診療専門研修Iを行います。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | ||
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1年目後期研修医 | 施設名 領域 |
仙台医療センター 総合診療科 「総診II」 6カ月 |
仙台医療センター 「内科」 6カ月 |
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2年目後期研修医 | 施設名 領域 |
仙台医療センター 消化器内科 「内科」 3カ月 |
仙台医療センター 循環器内科 「内科」 3カ月 |
仙台医療センター 小児科 「小児科」 3カ月 |
仙台医療センター 救急科 「救急」 3カ月 |
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3年目後期研修医 | 施設名 領域 |
仙台医療センター診療各科、 東北大学病院、 仙台西多賀病院、宮城病院、 東北医科薬科大学病院 「その他」 3カ月 |
仙台医療センター診療各科、 東北大学病院、 仙台西多賀病院、宮城病院、 東北医科薬科大学病院 「その他」 3カ月 |
公立黒川病院、涌谷町国民健康保険病院、 登米市立上沼診療所、大崎市民病院鹿島台分院、 栗原市立栗原中央病院 「総診I」 6カ月 |
本研修 プログラム(PG)での 3年間の施設群ローテーションにおける研修目標と研修の場を示しました。
ローテーションの際には特に主たる研修の場では目標を達成できるように意識して 修練を積むことが求められます。
本研修PGの研修期間は3年間としていますが、修得が不十分な場合は修得できるまでの期間を延長することになります。
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